CENTERMINT / 計算機とガイド
フルアートカードの内枠を見分ける方法
カード本体の外周と印刷の基準線を区別し、フルアートの余白を測れる場合と、推測になってしまう場合を解説します。
外周と内側の基準線は別のもの
外周はカード本体の物理的な端です。内側の基準線は、周囲の余白を比較できる一貫した印刷上の境界です。銀、金、黄、暗い色の枠でも基準になり得ますが、色だけで位置は決まりません。
キャラクター、タイトル帯、技の欄、ホイルの反射が、本来の境界より強い線を作ることがあります。その線を選ぶと、上や下の内枠が絵の中へ大きく入り込んでしまいます。
四辺を確認する手順
- スリーブ、ケース、背景を含めず、カード本体の端を確認します。
- 各辺の見やすい複数の位置で、余白と印刷面の境界を追います。丸い角や光の反射は避けます。
- 四辺で同じ種類の基準線を使っているか確認します。タイトルの上にある境界と、タイトル欄の下端は別の線です。
- 不明瞭な位置は拡大鏡と元画像で確認し、隠れているなら撮り直します。
一定の余白を当てはめるだけでは測れない理由
おおよその余白は候補を探す範囲を絞る手掛かりです。しかし距離を等しく固定すると、測る前から結果を決めてしまいます。印刷の位置、裁断、デザインは異なるため、実際のずれを残して測る必要があります。
説明例として、左 3 mm、右 2 mm の余白を両方 2.5 mm に置き換えると、実際の 60/40 が 50/50 に変わり、偏りを見落とします。
測定できる内枠がない場合
ボーダーレスや一部のフルアートには、四辺に共通する連続した内側の基準がありません。適当な長方形や初期値の 50/50 を測定結果と扱わないでください。同じカードの公式デザインが参考になる場合もありますが、テンプレートとの位置合わせには別途検証が必要です。
二辺だけ明確でも、もう一方向まで測れたことにはなりません。不明な辺を区別して記録するか、より明確な面で確認します。反射やスリーブがある場合は撮り直しも有効です。
CenterMint でできること
自動の枠提案に加え、一辺ずつの手動調整とフォーカス拡大鏡で確認できます。これはすべての色やフルアートで認識が正しいという証明ではありません。操作例や生成したサンプルカードは、独立した正解付き実写テストの代わりにはなりません。
この記事は測定方法の説明で、鑑定会社の公式方針ではありません。CGC の基準のようにカードの分類を区別し、スポーツカード向けの数値をすべての TCG に当てはめないでください。